日本ハムファイターズの小笠原道大ヘッドコーチ兼打撃コーチが今季限りでの退団を発表しましたね。
1996年にドラフト3位指名で日本ハムファイターズに入団し、2015年に現役を引退しました。
現役引退後は、中日ドラゴンズや日本ハムファイターズでコーチをされていました。
現役時代は日本ハムファイターズ、読売ジャンアンツ、中日ドラゴンズの3球団で活躍をされ、MVPに選ばれたり、アテネアリンピックの選手として銅メダルを獲得されたこともあります。
そんな長年に渡って活躍されてきた小笠原コーチの退団発表は話題を呼んでいますね。
プロ野球選手といえば、年俸が気になるところ。
小笠原コーチほどの大スターは、今までたくさんの年俸をもらってきたと思います。
また、それと同時に気になるのは年俸にかかる税金や、実際に手元に残る手取り額でしょう。
たくさん稼いでいる方はたくさん税金を払わないといけないということで、小笠原コーチもたくさん税金を納めてこられたと思います。
この記事では、
プロ野球選手の年俸にかかる税金はどのくらいなのか
結局手取りにするといくらになってしまうのか
についてまとめていきたいと思います。
小笠原道大コーチの現役時代の年俸は?
小笠原コーチは、2006年まで日本ハムファイターズに所属されていました。
入団したては1200万円だった年棒ですが、日本ハム在籍時の最高年俸は4億3000万円です。
日本ハムファイターズ在籍時のみで、なんと18億9600万円の年俸をもらったようです。
2007年からは読売ジャイアンツに移籍しましたが、そこでも最高年俸は4億3000万円でした。
読売ジャイアンツ在籍時の合計年俸は、23億8700万円です。
プロとして活躍されてからの移籍だったためか、日本ハムファイターズの在籍期間よりも短かったにもかかわらず、読売ジャイアンツでの年俸の方が多いです。
2014年、2015年と中日ドラゴンズに所属されましたが、最高年俸は4500万円でした。
これはこれで、一般の私たちと比べると信じられない金額ですよね!
年俸が発生した1997年から2015年の18年間の年俸の合計は、43億5800万円となります。
現役時代にたくさん活躍をしたプロ野球選手の年俸ってものすごいですね。
プロ野球選手の年俸に税金はどのぐらいかかる?
日本の税金制度は、所得が多いほど税金を払わなけらばなりません。
しかも会社員のように社会保障制度も充実していないので、個人が負担をする額は多くなってしまうと思います。
実際、何億も一年間に稼いでいるプロ野球選手は、もらった年俸からどのぐらい税金として納めなければならないのでしょうか。
3億の年俸で税率は56%、5億の年俸で57%もかかってしまうようです。
年俸の半分以上を税金として納めなければなりません。
今までたくさんの努力をしてきて、その努力によって得ることができた年俸なのに、こんなに取られてしまうだなんて悔しいですね。
しかしそれでも、会社員が一生働いても稼ぐことのできない金額を稼ぐことができているんです。
実力のある選手は本当にすごいなと思います。
プロ野球選手の手取り額は結局どのくらい?
では実際、小笠原コーチは現役時代にどのぐらい手取りで稼いでいたのでしょうか。
3億の年俸の税率は56%でした。
ということは、手元に残るのは1億3091万円です。
5億の税率は57%。手元に残る金額は2億1491万円です。
小笠原コーチの最高年俸は4億3000万円でしたので、1億3000万円〜2億1000万円ぐらいの間の金額でしょう。
こうやって見てみると、税金の金額が恐ろしいですね。
しかし1億なんて金額普通は個人で稼ぐことなんてできません…
やっぱりものすごいです!
まとめ
小笠原道大コーチの現役時代の年俸を見てきましたが、長く活躍されていた選手なだけあって、年俸の額もものすごいですね。
しかし実際はこの金額から半分以上税金として納める必要があるようです。
ただただ稼いでいてうらやましいだけの存在ではなくて、たくさん税金も納めているということがもっと広まればいいななんて思います。
スポーツ選手は怪我などによりいつまで現役を続けることができるかわかりません。
失業保険への加入もないということなので、かなり厳しい世界でもありますよね。
かなり稼いでいる選手がいる反面、私たち一般人よりも苦しい生活をしている方もいるのだと思います。
給料が保証されていない、税金などを自分でやりくりするというのも大変です。
実はプロ野球選手の手取り額は年俸の半分以下だった!という事実を知ると、少しプロ野球選手への見方も変わってきますね。
とにかく、誰もがお金に困らない世の中になったらいいななんて思う今日この頃です。
小笠原コーチ、長い間お疲れ様でした!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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