しし座流星群は、毎年11月14日頃から11月24日頃まで出現をすると言われています。
今年もまもなく見頃を迎えますね。
例年の見頃は11月17日頃ですが、今年は11月18日が見頃です。
いつもきれいな夜空を見ることができる沖縄ですが、この機会にじっくりと流星を楽しみたいものです。
当日を迎えるにあたって、しし座流星群の見える方角やピーク時間、沖縄での観測スポットなどが気になりますよね。
この記事では、
2021年のしし座流星群は沖縄のどの方角で見れるのか
2021年のしし座流星群が沖縄で見られるピークは何時なのか
沖縄でしし座流星群が見られる観測スポットはどこなのか
ということについてまとめていきたいと思います。
しし座流星群2021沖縄で見える方角は?
しし座流星群は、しし座の中にある放射点と呼ばれる方向から放射線に飛び出します。
そのため、しし座が顔を出す東側を見ることがおすすめです。
しかし、その日は満月に近い月であるため、月も東の空から昇ってきます。
月明かりの影響で流星が見えにくい今年は、できるだけ月から離れた方向を見た方がいいです。
しし座流星群の放射点を確認するため、まずはしし座を探してみましょう。
東の空に、「?」を裏返したような星の並びが見つかるはずです。
その特徴的な「?」の裏返しのような星座が、「ししの大ガマ」と言われるものです。
その中に、しし座の放射点があります。
しかし、前述したように、その日は満月に近い月であるため月明かりが影響してきます。
しし座の場所を理解した上で、できるだけ月から離れた方向を全体的に見てみましょう。
しし座流星群2021沖縄でのピーク時間は?
2021年のしし座流星群は、11月18日の未明〜明け方にかけてが見頃だと言われています。
その中でもピークである極大時刻は、午前2時頃です。
ピークとは言っても、2021年のしし座流星群は活動の規模が低調な上に、月も満月に近いため、月明かりが観測の妨げとなります。
あまり条件がいいとは言えないので、1時間あたりの流星は数個程度だそうです。
1つでも見ることができるよう、諦めずに観測を続けたいものです。
5時以降がチャンス
2021年のしし座流星群は、満月に近い月の影響のために、観測にはあまり良い条件ではありません。
ピークである午前2時のしし座の位置も、地上から約30度付近ということで、まだ天頂ではありません。
月の影響を極力受けず、しし座の高度も高くなる、明け方が短い観測のチャンスとなります。
沖縄の11月18日の月の入りは5時半頃です。
月が沈み、月明かりがなくなったころを狙ってみましょう。
運良く流星を見ることができたら嬉しいですね!
寝転んで観測をするのがおすすめ
しし座流星群は、東の空のしし座の放射点から流れてきます。
しかし、東側でのみ出現するわけではありません。
放射点から遠い位置でも観測ができます。
そのため、一点のみを見るのではなく、空全体を眺めることで、流星を見つけやすくなります。
レジャーシートなどを敷き、しし座の位置を確認しながらも、空全体を眺めてみましょう。
沖縄は暖かいですが、夜間なので寒さや風邪などに気をつけてくださいね。
しし座流星群2021沖縄でのおすすめ観測スポット
沖縄でしし座流星群を見るのにおすすめの場所を紹介します。
百名ビーチ
百名ビーチは、本島南部の代表的な天然ビーチです。
ビーチということで、レジャーシートを広げてのんびりと流星群の観測ができそうです。
星空がきれいに見れるということで、たくさんの人が訪れるようですね。
百名ビーチ結構人がいたけど、奥の方まで歩いてシート敷いて星空見れた〜😂
流星群見れたらいいねって話してたからたくさん見れて最高だった!— ジョン太郎 (@JohnTaroNn) August 12, 2020
万座毛
万座毛は、本島のほぼ中央に位置する野原です。
とてもきれいで雄大な景色が広がるということで、流星の観測にもぴったりです。
「毛」とは野原のことで、「万座毛」とは、「万人も座する草原」という意味だそうです。
今年3度目の流星群!
万座毛なう pic.twitter.com/oYh7N1DN89— ポメ (@g2bMFCaHD2hXuDL) December 14, 2018
辺戸岬
辺戸岬は、本島最北端の岬です。
岬の断崖からは、海や夜空を広々と眺めることができます。
夜は足元が暗いので、十分気をつけて移動してほしいと思います。
今夜は #ふたご座流星群 の活動ピーク。昨晩も流星がチラホラ見えていました。カメラでは捉えることができませんでしたが、珍しく快晴だったので #北極星 を中心とした #日周運動 を収めることができました。 #辺戸岬 にて撮影、右下の灯りは #与論島 です。30秒露光、40分間の写真を #比較明合成 。 pic.twitter.com/dpHzQNgEKC
— 大石林山 沖縄石の文化博物館 (@daisekirinzan) December 13, 2020
茅内バンタ
茅内バンタは、辺戸岬の近くにあります。
こちらも断崖があるのですが、高さが約80mもあります。
視界を遮るものがなく、海も夜空も目一杯楽しめそうですね。
断崖絶壁なので、足元には十分気をつけてください。
辺戸岬からの、
茅内バンタ pic.twitter.com/0K2KHN10Wu— だいまつ/Daimatsu (@daimatsukun) July 15, 2018
まとめ
2021年の11月18日に、しし座流星群が見頃を迎えます。
今年は、月が満月に近いということで条件はあまり良くありませんが、運が良ければ1時間に数個の流星を観測することができると言われています。
ピークの時間帯は午前2時ですが、満月に近い月明かりの影響や、しし座の高度を考えると、午前5時以降の明け方がチャンスです。
沖縄は、天体観測のスポットがたくさんあります。
いつでもどこでもきれいな星空を見れるので、わざわざ遠出をしなくてもしし座流星群を楽しめるでしょう。
たまには星空を見るために出かけたいな、という方は、ぜひ最高の観測スポットに出かけてみてください。
暖かい沖縄といえども季節は冬なので、寒さには十分気をつけてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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